<下顎張反射(閉口反射)>
- 下顎を急激に下方へ牽引する
- 咀嚼筋紡錘が伸展
- 三叉神経中脳路核に細胞体を置くIa線維が、咀嚼筋ニューロンへEPSP!
- Aα線維を伝って、閉口が起きる。
<開口反射>
- 三叉神経支配領域から侵害刺激。
- 三叉神経節に細胞体を置くAδ線維が。。。。
- 三叉神経主知覚核に情報:触られました!
- 三叉神経脊髄路核に情報:開口して!
- 三叉神経脊髄路核から開口筋ニューロンへEPSP!
- 三叉神経上核に情報:咀嚼筋を抑制して!
- 三叉神経上核から咀嚼筋ニューロンへIPSP!
- 開口が起きる。
<その他>
- 開口反射は両側性だが、屈曲反射は片側性である
- 屈曲反射は多シナプス性だが、伸展反射は単シナプス性である
- 筋紡錘は筋の長さを検知するもので、線維は遠心性がAγ線維で、求心性がIa線維。
- ゴルジの腱器官(腱紡錘)は筋の力を検知する物で、求心性線維はIb線維。