悪性高熱症

  • 麻酔中に生じる筋硬直を伴う急激な体温上昇のこと。
  • 脱分極性筋弛緩薬(スキサメトニウム)を投与して筋弛緩が得られず、咬筋の緊張がみられる場合、悪性高熱症を疑う。
  • ハロタンスキサメトニウムで誘発される
  • 骨格筋のCa代謝の先天的異常が原因と言われる
  • 死亡率がい。
  • 骨格筋以上硬直に伴って、筋肉中のミオグロビンが尿中に遊離し、ミオグロビン尿がみられる。肉眼的には赤褐色の着色尿である。
    • 体温上昇(0.5度/15分以上で40度以上)
    • 不整脈
    • 心拍数増加(頻脈)
    • 高血圧
    • チアノーゼ
    • 呼吸性アシドーシス
    • 代謝性アシドーシス
    • ミオグロビン尿
    • 高カリウム血症
    • 筋硬直
  • 治療には
    • ダントロレンナトリウムの投与
    • 酸素吸入
    • 冷却
    • アシドーシスの補正 などがある。

メンデルソン症候群

メンデルソン症候群とは、術後に、胃内容物逆流によって惹起される、食道、気管、肺の化学的損傷である。麻酔前投与として、H2ブロッカー投与や、経口摂取制限により、予防することが出来る。

齲蝕活動性試験

<齲蝕活動性試験の要件>

  1. 再現性
  2. 予測性
  3. 官位制
  4. 有効性
  5. 科学的
因子
指標
検体
検査名
内容
細菌
菌数を測定
乳酸菌
唾液
Dentocult-LB
唾液を検体として培養し、乳酸菌数を測定
Hadley test
ミュータンス菌
Dentocult-SM
唾液を検体として培養し、ミュータンス菌数を測定
ミューカウント
S.mutansスクリーニング
RD test
酸産生能
唾液
唾液
Snyder test
pH指示薬で色の変化を見て測定!
Wach test
RD test
歯垢
歯垢
Swab test
Cariostat
歯垢のpH変化
口内法
歯垢
Stephan Curve
電極でみる
口外法
比色法
pH試験紙でみる
宿主
唾液
流量
唾液
唾液流量テスト
刺激時と安静時の唾液流量をみる
脱灰能
Fosdick test
唾液にブドウ糖とエナメル質粉末を入れて、溶出したCapHを測定
緩衝能
Dreizen test
唾液に乳酸を滴下してpHが戻るまでの乳酸量
Dentobuff STRIP
酸のしみ込んだ紙に唾液を垂らしてpHの変化を測定
クリアランス
グルコースクリアランステスト
グルコース含嗽後の残留時間を測定
フッ素量
エナメル質
酸エッチング法

研削法
耐酸性
セルロース・アセテートディスク法

義歯の埋没

  1. アメリカ法:
    1. 上部:支台歯、人工歯、金属部分
    2. 下部:模型
    3. 支台歯や顎堤粘膜と義歯の位置関係が狂いやすい
    4. 全部床向き
  2. フランス法:
    1. 位置関係は狂いにくいがレジン転入が難しい
  3. アメリカ-フランス折衷法:
    1. 上部:人工歯
    2. 下部:金属部分、支台歯、模型

保健機能食品、特別用途食品

  1. 保健機能食品
    1. 根拠法は『食品衛生法』
    2. 栄養機能食品(サプリメント
  2. 特別用途食品
    1. 根拠法は『健康増進法』
    2. 病者用、乳児用、妊産婦用、高齢者用
    3. 内閣総理大臣の許可が必要
    4. 管轄は消費者
  3. 共通
    1. 特定保健用食品


エンベロープの無いウイルス

<エンベロープの無いウイルス>

  1. DNAウイルス
    1. パピローマウイルス
    2. アデノウイルス
    3. ヘルペスウイルス
  2. RNAウイルス
    1. ポリオウイルス
    2. コクサッキーウイルス
    3. ロタウイルス
    4. HIV

腫瘍マーカー

  1. SCC:扁平上皮
  2. CYFRA:扁平上皮
  3. CEA:癌胎児性抗原。がん、がん、結腸がん
  4. PSA:前立腺がん
  5. AFP:肝細胞がん

食品衛生法

<アレルギー特定原材料>

  1. えび
  2. かに
  3. 小麦
  4. そば
  5. 落花生

初期エナメル質齲蝕の審美障害

急性(1年未満)か慢性かを判断する。慢性ならCR。急性なら再石灰化療法。
ただし、審美障害が主訴な場合、必ずCR
あと、小児の場合は、審美障害でも再石灰化療法(フッ素)を選ぶ。

Tooth Wear

Tooth Wearは生活習慣病と言われている
  1. 咬耗
  2. 酸蝕症
  3. 摩耗
    1. WSD
    2. 象牙質知覚過敏症
上下の6,7だけ溶けてる:柑橘類の食べ過ぎ
下6のみ溶けてる:コーラ飲み過ぎ
口蓋側:嘔吐癖

セーフ:コーヒー、お茶、牛乳、ヨーグルト(ヨーグルトは酸性だが、Caが多いのでいいらしい....マジで?)
アウト:コーラ、お酒全部、リンゴジュース、栄養ドリンク、オレンジ

仮封

<目的>

  1. 象牙質切削面の汚染防止
  2. 外来刺激の遮断
  3. 歯髄の鎮静
  4. 咬合、接触関係の保持
  5. 歯肉の排除
  6. 食片圧入の防止
  7. 菲薄化歯質の破折防止

<種類>

  1. レジン系仮封材
  2. 酸化亜鉛ユージノールセメント(この後、レジン系材料は一切使えない!)
  3. 水硬性セメント
  4. ストッピング(ガッタパーチャ)

保存卒試3回目フィードバック

普通のCRの重合収縮率:2%
フロアブルの重合収縮率:4%

筋肉


横紋
随意筋
骨格筋
心筋
×
平滑筋
×
×

流し込み重合レジン


加熱重合レジン
流し込みレジン
PMMAの平均分子量
大きい(3080)
小さい(40)
PMMAの粒子径
大きい(3080μm)
小さい(40μm)
液への促進剤の添加
なし
3級アミン
粉液比
大きい
小さい
重合開始機構
熱によるBPOの分解
3級アミンによるBPOの分解
重合反応
ラジカル重合
ラジカル重合
硬化したレジンの分子量
大きい
小さい
未反応モノマー
少ない
多い
為害作用
少ない
多い
硬化時の収縮
大きい
小さい
適合性
やや不良
良好
機械的性質
良好
やや不良
耐変色性
良好
やや不良

人工歯

<陶歯よりもレジン歯が好ましい場合>

  1. 上下顎堤間距離がい場合(人工歯基底面は削れないため、距離がいる)
  2. 顎堤がく低い
  3. 対合歯が金属
  4. 対合歯が天然歯
  5. 顎位が不安定
  6. 患者が義歯の咬合雑音に敏感である

口外2卒試3回目フィードバック

<可能性炎症に必須な物3つ>
  1. 起炎菌の推定→感受性→抗菌薬の選択
  2. 原因の検索
  3. 炎症の時期を推定するためには症状の推移を見る必要が有る。
  4. 抗菌薬の過敏反応の検査をする必要は無い。→口頭での確認は絶対必要。。。
    1. 皮内テストしようがしまいが、症状が出たらアウト。だから、口頭で問題なかった場合は、今は日本中で全然やらない。
<頬神経>
顔面神経と吻合する枝を持つ
頰筋を穿通する
<鼻咽腔閉鎖機能不全の検査>
  1. 頸部エックス線規格写真
  2. 鼻咽腔ファイバースコピー
  3. VF検査:嚥下が上手じゃない可能性!
  4. 鼻息鏡検査
<血管腫>
外科的切除OK
凍結療法OK
<粘液嚢胞>
凍結療法
開窓療法
口唇腺を含めた切除

DNA,RNA

  1. プリン塩基
    1. A:アデニン
    2. G:グアニン
  2. ピリミジン塩基
    1. U:ウラシル
    2. C:シトシン
    3. T:チミン

糖尿病

糖尿病診断基準2010

以下のいずれかが2回以上みられた場合。
  1. 空腹時血糖:126mg/dl以上
  2. 随時血糖:200mg/dl以上
  3. 75gブドウ糖負荷試験(OGTT):200mg/dl以上
  4. HbA1c:6.5%以上

糖尿病歯科治療基準

  1. 空腹時血糖:80〜140mg/dl
  2. HbA1c:6.5%未満
  3. 尿糖:
  4. 尿ケトン体:

知らなかったマメ知識

1型は骨量が減少する。なぜなら、インスリンには骨芽細胞を増やす作用が有るから。

保隙装置

クラウンディスタルシューの適応は2A期
クラウンループのループの高さは乳犬歯で接触点直下、第1大臼歯で最大豊隆部

嚥下

舌は後上方に移動
下顎は後方に移動
心拍数減少
呼吸運動停止
一日600回
睡眠時もある

細胞の機能

  • ヒスタミン、ヘパリンを産生:好塩基球肥満細胞
  • アレルギー、寄生虫:好酸球
  • 抗原提示細胞:樹上細胞(上皮ではランゲルハンス細胞という。骨髄の前駆細胞由来)、マクロファージB細胞
  • アズール顆粒:好中球単球
  • ケラトヒアリン顆粒:顆粒細胞層

感染経路

  1. 直接感染
    1. 飛沫感染(くしゃみ):インフルエンザ、百日咳、風疹、麻疹、結核
    2. 直接接触感染:エイズ、梅毒、B肝炎
      1. 粘膜感染
      2. 性行為感染
    3. 母子感染:エイズ、梅毒、B肝炎
      1. 胎盤感染
      2. 産道感染
      3. 母乳感染
    4. 経皮感染
  2. 間接感染
    1. 空気感染:結核、オウム病(クラミジア)、麻疹
      1. 飛沫核感染
      2. 塵埃感染
    2. 経口感染(媒介物感染):赤痢、コレラ、チフス、ポリオ、AE肝炎
      1. 食物感染
      2. 糞便感染
      3. 水系感染
    3. 経皮感染(媒介動物感染)
      1. 蚊:マラリア、日本脳炎、黄熱
      2. ダニ:つつが虫病(リケッチア)
      3. シラミ:発疹チフス(リケッチア)
      4. ノミ:ペスト菌

エンド卒試3回目フィードバック

根管消毒薬に有機質溶解性はない!

発生

<顔面の発生過程>

  1. 前着床期:1週目
    1. 0日:受精
      1. 受精卵→桑実胚→胚盤胞(胞胚)
    2. 7日:着床
  2. 胎芽期(胚子期):2〜8週目(2ヶ月)
    1. 2週目
      1. 内細胞塊を形成
        →子宮粘膜内に陥没し、胚盤胞(胞胚)の中で子宮粘膜側に細胞が集合する(内細胞塊
      2. 2層性胚盤を形成
        →内細胞塊は2層に並び、子宮粘膜側の羊膜腔に面した細胞は胚葉となり、反対の胚盤胞腔に面した細胞は胚葉となる。この構造を2層性胚盤という。
    1. 3週目:
      1. 3層性胚盤の形成
        →外胚葉と内胚葉から一部胚葉の細胞に分化し、3層性胚盤を形成する。
      2. 脊索、体節の形成
        →中胚葉から脊索体節が形成される。
        1. 脊索:退化。脊柱となる
        2. 体節:全身の筋肉や骨
      3. 神経管、神経堤の形成
        →外胚葉の尾側の中央肥厚部が陥入し、原始溝(原始線条)を作る。陥入は深くなり、神経溝と呼ばれる。神経溝は中胚葉に落ち込み、神経管神経堤に分かれる。
        1. 神経管:中枢神経:脳、脊髄
        2. 神経堤:末梢神経:脳神経、脊髄神経
      4. 鰓弓や前頭鼻突起が形成されている。
      5. 口咽頭膜の前上方にラトケ嚢が形成される。将来下垂体前葉となる。
      6. 顔面の形成
        1. 口窩の口咽頭膜が破れて一次口腔を形成。(4週)
        2. 第1鰓弓は上顎突起下顎突起に分かれる。
          1. 舌前2/3:左右の外側舌隆起無対結節
          2. 舌盲孔:甲状腺となるため陥入
          3. 舌後1/3:コプラ鰓下隆起
        3. 鼻窩が陥入し、前頭鼻突起は内側鼻突起外側鼻突起へ分かれる。(5週)
        4. 内側鼻突起は2つの球状突起へ分かれる。(7週)
        5. 鼻窩が一次口腔へ開通することで、2つの球状突起の部位を一次口蓋と呼ぶようになる。
        6. 左右の上顎突起の口蓋突起一次口蓋鼻中隔が癒合し、2次口蓋を形成することで、一次口腔は鼻腔二次口腔に分けられる。(8週)
    2. 胎児期:9週〜臨月

    <鰓弓、胚葉に対応する組織>



    鰓弓
    鰓嚢(咽頭嚢)
    神経
    筋肉
    第1
    三叉神経
    咀嚼筋
    顎舌骨筋
    顎二腹筋前腹
    口蓋帆張筋
    ツチ骨
    キヌタ骨
    上顎骨
    下顎骨
    中耳
    耳管
    甲状腺
    唾液腺
    第2
    顔面神経
    表情筋
    顎二腹筋後腹
    茎突舌骨筋
    アブミ骨筋
    茎状突起
    舌骨小角
    舌骨体上部
    アブミ骨
    口蓋扁桃
    第3
    舌咽神経
    茎突咽頭筋
    舌骨大角
    舌骨体下部
    胸腺
    下上皮小体
    第4
    迷走神経
    口蓋帆挙筋など
    輪状甲状筋
    披裂軟骨
    甲状軟骨
    輪状軟骨
    上上皮小体
    第6
    反回神経
    輪状甲状筋以外の喉頭筋
    後頭体節
    舌下神経
    内舌筋
    外舌筋
    後頭骨の一部
    ラトケ嚢
    下垂体前葉


    外胚葉
    耳下腺
    皮膚
    下垂体前葉後葉
    松果体
    神経管
    脊髄
    神経堤
    シュワン細胞
    メラニン産生細胞
    副腎髄質
    脳神経
    脊髄神経
    中胚葉
    副腎皮質
    下垂体中葉
    精巣、卵巣
    骨、筋肉
    循環器
    泌尿器
    生殖器
    内胚葉
    顎下腺
    舌下腺
    甲状腺
    上皮小体
    胸腺
    脾臓
    消化器、呼吸器の上皮

    バイタルの基準値

    <バイタルの基準値>

    1. 腋下温度:36.0〜37.0
    2. 呼吸数:12〜18回/分
    3. 脈拍数:60〜90回/分
    4. 血圧:130/85mmHg未満

    <その他>

    1. 血清総タンパク量:6.5〜8.5g/dl
    2. 尿比重:1.002〜1.030
    3. 血液pH:7.4
    4. アルカレミアはpH7.45以上
    5. アシデミアはpH7.35未満
    6. チアノーゼは還元ヘモグロビン量が5g/dl以上。貧血患者はチアノーゼになりにくい。
    7. 空腹時血糖値:70〜110mg/dl
    8. HbA1c:4.3〜5.8%
    9. 小児で心拍数60未満は心停止扱い。胸骨圧迫を始める。
      • 新生児130〜150回
      • 乳児110〜130回
      • 小児90〜100回
      • 成人60〜80回

    過換気症候群

    • 血圧低下
    • 酸素ガス血症
    • 炭酸ガス血症
    • 呼吸アルカローシス
    • カルシウム血症→テタニー
    • カリウム:変化無し
    • 還元ヘモグロビン量:低下
    • 脳血流量:減少

    放射線治療

    <放射線感受性>

    1. 骨肉腫:低い
    2. 線維肉腫:低い
    3. 悪性リンパ腫:高い
    4. 扁平上皮癌:中等
    5. 白血病:高い
    6. 骨髄腫:高い
    7. 精上皮腫:高い
    8. 腺癌:中等
    9. 粘表皮癌:中等
    10. 腺様嚢胞癌:中等
    11. 悪性黒色腫:低い

    <小線源療法>

    1. 腔内照射:上顎癌:60Co
    2. 組織内照射:癌、頬粘膜癌、口底癌:60Co、192Ir、198Au
    3. 密着(モールド)照射:口蓋癌、歯肉癌:198Au

    アナフィラキシーショック

    アナフィラキシーショックによる直接的な死因:窒息
    対応
    1. アドレナリン皮下注射または筋肉注射(気管支拡張作用とヒスタミン遊離抑制作用)
    2. これで気道確保できなきゃ気管挿管、気管切開

    肝臓、胆嚢、胆汁、膵臓

    <胆汁>

    生成から排出まで

    胆汁は肝臓細胞で200〜800ml/日ほど作られる。一時的に胆嚢に蓄えられ、濃縮される。食事による刺激により収縮し、小腸(十二指腸)に排出される。

    具体的な排出経路

    1. 肝臓
      1. 肝細胞
      2. 毛細胆管
      3. Hering管
      4. 小葉間胆管
      5. 肝管(左肝管、右肝管)
    2. 肝門部
      1. 左肝管右肝管の合流
      2. 総肝管
      3. 総肝管胆嚢管の合流
      4. 総胆管
    3. 十二指腸乳頭部
      1. 総胆管膵管(主膵管)の合流
      2. 共通管
      3. 開口

    組成と機能

    1. 胆汁酸:脂肪の乳化に関わる。回腸の終末部で再吸収され、腸管循環される。
    2. 胆汁色素ヘモグロビンの分解産物であるビリベルジンビリルビンのこと。
    3. コレステロール
    4. 無機塩類

    黄疸

    胆汁の排出不能により、血中ビリルビン濃度が上昇したことによる諸症状。
    1. 症状:皮膚や目の黄色変色、皮膚のかゆみ、色の濃い尿、灰白色の便
    2. 原因:膵癌、胆管癌、胆石、胆道損傷