<アクチバトール>
適応症
- 下顎後退を伴う上顎前突
- 機能性化学前突
- 過蓋咬合
- 交叉咬合
- 保隙
- 保定
その他
- アクチバトールは夜間睡眠中に最低10時間以上装着する。
- 誘導面
- 咬合挙上したい場合、誘導面は臼歯部に設ける。
- 下顎劣成長を伴う上顎前突の時、誘導面は上顎前歯舌側面に設ける。
- 機能性下顎前突の時、誘導面は下顎前歯舌側面に設ける。
- 誘導線
- 上顎唇側誘導線:下顎後退の治療に用いる
- 顎間誘導線:機能正反対咬合に用いる
- 下顎唇側誘導線:下顎前歯に加わる口唇圧を排除する
<その他機能的矯正装置>
- バイオネーターは下顎の成長促進作用がある。
- フランケルの装置はレジンプレートにより歯列弓を側方拡大させる。
<拡大装置>
- クワドへリックスは歯列の側方拡大をするが、歯槽基底弓は拡大しない。従って、正中口外縫合を離開させない。
- 一方で、急速拡大装置と緩徐拡大装置は歯槽基底弓を拡大するため、離開が生じる。
- クワドへリックスと緩徐拡大装置では、側方歯が傾斜移動する。
- 急速拡大装置では、1回に0.2〜0.25mmほど拡大し、それを1日に2回行うので、1日に0.4〜0.5mm拡大することになり、最終的には2,3週間で10mm以上の拡大を目指す。
- 緩徐拡大装置は数ヶ月以上の期間をかけて行う。
<その他の矯正装置>
リンガルアーチの補助弾線は、単式弾線、複式弾線、指様断線、連続弾線の4つ。
垂直ゴムはオーバーバイトが大きくなる。
顎間固定装置(ゴム)はマルチブラケット装置を併用するため、自ずと永久歯列期に適応が限定される。
咬合斜面板でFMAは大きくなる
垂直ゴムはオーバーバイトが大きくなる。
顎間固定装置(ゴム)はマルチブラケット装置を併用するため、自ずと永久歯列期に適応が限定される。
咬合斜面板でFMAは大きくなる
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