局所麻酔と鎮静法と全身麻酔

<局所麻酔あるある>

  1. 表面麻酔に使えない局所麻酔薬と言えば?:プロカイン!!!!!!!
  2. リドカイン最高使用量は、アドレナリン添加で500mg、無添加で200mg
  3. 抗不整脈作用があるのはリドカイン
  4. 表面麻酔でのみ使われる物はコカインベンゾカイン
  5. 血管収縮作用がある物はメピバカインコカイン
  6. 血管拡張作用が強い物はプロカイン
  7. 大量使用でメトヘモグロビン血漿をきたすものはプロピトカイン(プリロカイン)
  8. 作用時間の最も長い物はブピバカイン
  9. 最も麻酔効力の強い物はジブカイン
  10. 網戸型で最も毒性の低い物はプロピトカイン
  11. 局所麻酔に影響を及ぼす因子
    1. pKa解離定数:低いほど、作用発現までの時間↓
    2. 脂溶性:高いほど麻酔効力↑
    3. タンパク結合能:高いほど作用時間↑
    4. 周囲組織への浸透性:高いほど作用発現までの時間↓
    5. 血管拡張能:高いほど麻酔効力↓、作用時間↓

<鎮静法あるある>

  1. 笑気、静脈内、いずれも避けるべき症例
    1. 妊娠初期3ヶ月(催奇形性が否定できないため)
    2. 重篤の知的障害(意思の疎通が出来ないため)
  2. 笑気鎮静法の禁忌症
    1. 鼻閉、口呼吸(鼻呼吸が出来ないため)
    2. 中耳疾患、気胸、イレウスなど体内閉鎖腔(笑気が貯まるため)
    3. 眼科手術に置いて眼球にガスを注入した患者(眼圧が上がるため)
    4. 禁忌ではないが避けるべき患者
      1. てんかん
      2. 過換気症候群
      3. 気管支ぜんそく
  3. 静脈内鎮静法の禁忌症
    1. 使用薬剤にアレルギー
    2. 気道確保が困難な患者(静脈麻酔薬は呼吸抑制作用があるため)
      1. 小顎症
      2. 肥満
      3. 開口障害
      4. COPD
      5. 睡眠時無呼吸症候群
      6. 高齢者
    3. ベンゾジアゼピン系の禁忌症例
      1. 急性狭隅角緑内障 抗コリン作用により眼圧を上昇させてしまう
      2. 重症筋無力症 呼吸抑制作用のため
    4. バルビツレートの禁忌症
      1. 気管支ぜんそく ヒスタミン遊離作用と呼吸抑制作用
    5. ケタミンの禁忌症
      1. てんかん けいれん発作誘発。他の鎮静薬はオッケー。むしろ抗けいれん作用

その他あるある

  1. 笑気にも鎮痛作用はある!!!でも、MACが105だから、そんな濃度で使うはず無い。
  2. ドロペリドールには血圧低下作用があるのが特徴
  3. ケタミンには鎮痛作用とけいれん誘発作用があるのが特徴
  4. プロポフォールには鎮痛作用は無い

    <全身麻酔あるある>

    1. スコポラミンは基礎代謝亢進作用は無い。アトロピンはある。基礎疾患で使い分ける!
    2. アトロピンには鎮静作用は無い!むしろちょっと興奮。スコポラミンは鎮静作用ある
    3. 全身麻酔でエーテルは気道分泌促進作用が強い
    4. ハロタンは障害患者には用いられない
    5. エンフルランはてんかん誘発作用がある
    6. セボフルレンはアドレナリンが併用できるがハロセンはアドレナリンが併用できない。
    7. ネオスチグミンによるリバースでは、アトロピンを併用する。