重症筋無力症

アセチルコリン受容体タンパク質が障害され、神経筋接合部の興奮伝達が起こらない疾患。
歯科的特徴

  1. 非脱分極性筋弛緩薬(d-ツボクラリンベクロニウムなど)に強い陽性反応をし、診断にも用いられる。
  2. 眼瞼の下垂や斜視などの眼症状や口夏声、嚥下障害など口腔周囲の症状も見られる。
  3. ジアゼパムの使用は禁忌である。