- 順番は現像→定着→水洗→乾燥
- 現像
- 白から黒い所を作る作業
- エックス線の当たったハロゲン化銀を還元して銀とする。
- 20℃で5分間が基本
- 自動現像機:26〜28℃
- 現像液はアルカリ性
- 温度が高いと黒化度(かぶり)が増す
- 時間が長いと黒化度(かぶり)が増す
- 濃度が濃いと黒化度(かぶり)が増す
- 自動現像機だと温度が高いので液の疲労が早い
- 中間停止液
- 中間停止液は弱酸性。現像液を中和する。
- 定着
- 白から透明な所を作る作業
- エックス線に当たっていないハロゲン化銀を溶かす過程。
- 成分はチオ硫酸ナトリウムで酸性。
- この処理時間は乳化層が厚いと長くなる。
- スクリーンタイプとノンスクリーンタイプでは乳化層はノンスクリーンタイプの方が厚いため、定着に時間を要する。
- 時間が長いと黒化度が低下する
- 時間が短いと抜けが悪く、白っぽくなる。
- 温度が高いと黒化度が低下する
- 濃度が濃くても変化しない。
- 水洗
- 水洗不足は黄変の原因となる
- 乾燥
- 乾燥が不十分だとムラが出来て縞模様になる
工程
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現像
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中間停止
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定着
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水洗
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水滴防止
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乾燥
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過剰
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黒くなる
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不変
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黒化度低下
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膜はがれ
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不変
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ー
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不足
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黒化度不足
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定着液の疲労
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ヌケが悪い
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後の横変
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ちりめんじわ
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ー
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