- 麻酔中に生じる筋硬直を伴う急激な体温上昇のこと。
- 脱分極性筋弛緩薬(スキサメトニウム)を投与して筋弛緩が得られず、咬筋の緊張がみられる場合、悪性高熱症を疑う。
- ハロタンとスキサメトニウムで誘発される
- 骨格筋のCa代謝の先天的異常が原因と言われる
- 死亡率が高い。
- 骨格筋以上硬直に伴って、筋肉中のミオグロビンが尿中に遊離し、ミオグロビン尿がみられる。肉眼的には赤褐色の着色尿である。
- 体温上昇(0.5度/15分以上で40度以上)
- 不整脈
- 心拍数増加(頻脈)
- 高血圧
- チアノーゼ
- 呼吸性アシドーシス
- 代謝性アシドーシス
- ミオグロビン尿
- 高カリウム血症
- 筋硬直
- 治療には
- ダントロレンナトリウムの投与
- 酸素吸入
- 冷却
- アシドーシスの補正 などがある。
悪性高熱症
ラベル:
12-歯科麻酔学
齲蝕活動性試験
ラベル:
03-衛生学
<齲蝕活動性試験の要件>
- 再現性
- 予測性
- 官位制
- 有効性
- 科学的
因子
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指標
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検体
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検査名
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内容
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細菌
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菌数を測定
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乳酸菌
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唾液
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Dentocult-LB
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唾液を検体として培養し、乳酸菌数を測定
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Hadley test
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ミュータンス菌
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Dentocult-SM
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唾液を検体として培養し、ミュータンス菌数を測定
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ミューカウント
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S.mutansスクリーニング
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RD test
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酸産生能
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唾液
|
唾液
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Snyder test
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pH指示薬で色の変化を見て測定!
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Wach test
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RD test
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歯垢
|
歯垢
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Swab test
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Cariostat
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歯垢のpH変化
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口内法
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歯垢
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Stephan Curve
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電極でみる
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口外法
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比色法
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pH試験紙でみる
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宿主
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唾液
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流量
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唾液
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唾液流量テスト
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刺激時と安静時の唾液流量をみる
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脱灰能
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Fosdick test
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唾液にブドウ糖とエナメル質粉末を入れて、溶出したCaとpHを測定
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緩衝能
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Dreizen test
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唾液に乳酸を滴下してpHが戻るまでの乳酸量
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Dentobuff STRIP
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酸のしみ込んだ紙に唾液を垂らしてpHの変化を測定
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クリアランス
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グルコースクリアランステスト
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グルコース含嗽後の残留時間を測定
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歯
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フッ素量
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エナメル質
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酸エッチング法
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研削法
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耐酸性
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セルロース・アセテートディスク法
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保健機能食品、特別用途食品
ラベル:
03-衛生学
- 保健機能食品
- 根拠法は『食品衛生法』
- 栄養機能食品(サプリメント)
- 特別用途食品
- 根拠法は『健康増進法』
- 病者用、乳児用、妊産婦用、高齢者用
- 内閣総理大臣の許可が必要
- 管轄は消費者庁
- 共通
- 特定保健用食品
エンベロープの無いウイルス
ラベル:
02-6-微生物学
<エンベロープの無いウイルス>
- DNAウイルス
- パピローマウイルス
- アデノウイルス
- ヘルペスウイルス
- RNAウイルス
- ポリオウイルス
- コクサッキーウイルス
- ロタウイルス
- HIV
初期エナメル質齲蝕の審美障害
ラベル:
04-保存修復学
急性(1年未満)か慢性かを判断する。慢性ならCR。急性なら再石灰化療法。
ただし、審美障害が主訴な場合、必ずCR
あと、小児の場合は、審美障害でも再石灰化療法(フッ素)を選ぶ。
ただし、審美障害が主訴な場合、必ずCR
あと、小児の場合は、審美障害でも再石灰化療法(フッ素)を選ぶ。
Tooth Wear
ラベル:
04-保存修復学
Tooth Wearは生活習慣病と言われている
- 咬耗
- 酸蝕症
- 摩耗
- WSD
- 象牙質知覚過敏症
上下の6,7だけ溶けてる:柑橘類の食べ過ぎ
下6のみ溶けてる:コーラ飲み過ぎ
口蓋側:嘔吐癖
セーフ:コーヒー、お茶、牛乳、ヨーグルト(ヨーグルトは酸性だが、Caが多いのでいいらしい....マジで?)
アウト:コーラ、お酒全部、リンゴジュース、栄養ドリンク、オレンジ
口外2卒試3回目フィードバック
ラベル:
13-口腔外科学,
卒試3回目フィードバック
<可能性炎症に必須な物3つ>
- 起炎菌の推定→感受性→抗菌薬の選択
- 原因の検索
- 炎症の時期を推定するためには症状の推移を見る必要が有る。
- 抗菌薬の過敏反応の検査をする必要は無い。→口頭での確認は絶対必要。。。
- 皮内テストしようがしまいが、症状が出たらアウト。だから、口頭で問題なかった場合は、今は日本中で全然やらない。
<頬神経>
顔面神経と吻合する枝を持つ
頰筋を穿通する
<鼻咽腔閉鎖機能不全の検査>
- 頸部エックス線規格写真
- 鼻咽腔ファイバースコピー
- VF検査:嚥下が上手じゃない可能性!
- 鼻息鏡検査
<血管腫>
外科的切除OK
凍結療法OK
<粘液嚢胞>
凍結療法
開窓療法
口唇腺を含めた切除
外科的切除OK
凍結療法OK
<粘液嚢胞>
凍結療法
開窓療法
口唇腺を含めた切除
発生
ラベル:
02-1組織学
<顔面の発生過程>
- 前着床期:1週目
- 0日:受精
- 受精卵→桑実胚→胚盤胞(胞胚)
- 7日:着床
- 胎芽期(胚子期):2〜8週目(2ヶ月)
- 2週目
- 内細胞塊を形成
→子宮粘膜内に陥没し、胚盤胞(胞胚)の中で子宮粘膜側に細胞が集合する(内細胞塊) - 2層性胚盤を形成
→内細胞塊は2層に並び、子宮粘膜側の羊膜腔に面した細胞は外胚葉となり、反対の胚盤胞腔に面した細胞は内胚葉となる。この構造を2層性胚盤という。 - 3週目:
- 3層性胚盤の形成
→外胚葉と内胚葉から一部中胚葉の細胞に分化し、3層性胚盤を形成する。 - 脊索、体節の形成
→中胚葉から脊索、体節が形成される。 - 脊索:退化。脊柱となる
- 体節:全身の筋肉や骨
- 神経管、神経堤の形成
→外胚葉の尾側の中央肥厚部が陥入し、原始溝(原始線条)を作る。陥入は深くなり、神経溝と呼ばれる。神経溝は中胚葉に落ち込み、神経管と神経堤に分かれる。 - 神経管:中枢神経:脳、脊髄
- 神経堤:末梢神経:脳神経、脊髄神経
- 鰓弓や前頭鼻突起が形成されている。
- 口咽頭膜の前上方にラトケ嚢が形成される。将来下垂体前葉となる。
- 顔面の形成
- 口窩の口咽頭膜が破れて一次口腔を形成。(4週)
- 第1鰓弓は上顎突起と下顎突起に分かれる。
- 舌
- 舌前2/3:左右の外側舌隆起と無対結節
- 舌盲孔:甲状腺となるため陥入
- 舌後1/3:コプラと鰓下隆起
- 鼻窩が陥入し、前頭鼻突起は内側鼻突起と外側鼻突起へ分かれる。(5週)
- 内側鼻突起は2つの球状突起へ分かれる。(7週)
- 鼻窩が一次口腔へ開通することで、2つの球状突起の部位を一次口蓋と呼ぶようになる。
- 左右の上顎突起の口蓋突起、一次口蓋、鼻中隔が癒合し、2次口蓋を形成することで、一次口腔は鼻腔と二次口腔に分けられる。(8週)
- 胎児期:9週〜臨月
<鰓弓、胚葉に対応する組織>
鰓弓
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鰓嚢(咽頭嚢)
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神経
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筋肉
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骨
| ||
第1
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三叉神経
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咀嚼筋
顎舌骨筋
顎二腹筋前腹
口蓋帆張筋
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ツチ骨
キヌタ骨
上顎骨
下顎骨
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中耳
耳管
甲状腺
唾液腺
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第2
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顔面神経
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表情筋
顎二腹筋後腹
茎突舌骨筋
アブミ骨筋
|
茎状突起
舌骨小角
舌骨体上部
アブミ骨
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口蓋扁桃
|
第3
|
舌咽神経
|
茎突咽頭筋
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舌骨大角
舌骨体下部
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胸腺
下上皮小体
|
第4
|
迷走神経
|
口蓋帆挙筋など
輪状甲状筋
|
披裂軟骨
甲状軟骨
輪状軟骨
|
上上皮小体
|
第6
|
反回神経
|
輪状甲状筋以外の喉頭筋
|
ー
|
ー
|
後頭体節
|
舌下神経
|
内舌筋
外舌筋
|
後頭骨の一部
|
ー
|
ラトケ嚢
|
ー
|
ー
|
ー
|
下垂体前葉
|
外胚葉
|
耳下腺
|
皮膚
| |
下垂体前葉後葉
| |
松果体
| |
神経管
|
脳
|
脊髄
| |
神経堤
|
シュワン細胞
|
メラニン産生細胞
| |
副腎髄質
| |
脳神経
| |
脊髄神経
| |
中胚葉
|
副腎皮質
|
下垂体中葉
| |
精巣、卵巣
| |
骨、筋肉
| |
循環器
| |
泌尿器
| |
生殖器
| |
内胚葉
|
顎下腺
|
舌下腺
| |
甲状腺
| |
上皮小体
| |
胸腺
| |
脾臓
| |
消化器、呼吸器の上皮
|
バイタルの基準値
ラベル:
12-歯科麻酔学
<バイタルの基準値>
- 腋下温度:36.0〜37.0℃
- 呼吸数:12〜18回/分
- 脈拍数:60〜90回/分
- 血圧:130/85mmHg未満
<その他>
- 血清総タンパク量:6.5〜8.5g/dl
- 尿比重:1.002〜1.030
- 血液pH:7.4
- アルカレミアはpH7.45以上
- アシデミアはpH7.35未満
- チアノーゼは還元ヘモグロビン量が5g/dl以上。貧血患者はチアノーゼになりにくい。
- 空腹時血糖値:70〜110mg/dl
- HbA1c:4.3〜5.8%
- 小児で心拍数60未満は心停止扱い。胸骨圧迫を始める。
- 新生児130〜150回
- 乳児110〜130回
- 小児90〜100回
- 成人60〜80回
アナフィラキシーショック
ラベル:
12-歯科麻酔学
アナフィラキシーショックによる直接的な死因:窒息
対応
対応
- アドレナリンの皮下注射または筋肉注射(気管支拡張作用とヒスタミン遊離抑制作用)
- これで気道確保できなきゃ気管挿管、気管切開。
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