抗癌剤

分類
No
名称
備考
細胞周期非依存
アルキル化薬
1
ナイトロジェンマスタード

2
シクロホスファミド

3
ブスルファン

抗腫瘍性抗生物質
(DNARNAの合成阻害)
1
マイトマイシンC
超強力!
2
ブレオマイシン
ペプロマイシン
副作用の肺線維症に注意!
3
アドリアマイシン
(ドキソルビシン)
副作用の心毒性(心筋細胞の活性酸素阻害)皮膚症状に注意!
白金製剤
1
シスプラチン
副作用の障害と胃腸障害に注意!
細胞周期依存
M期特異的
(微小管阻害薬)
1
ビンアルカロイド
(ビンクリスチン、ビンブラスチン)
副作用で神経障害
2
タキサン
(パクリタキセル、ドセタキセル)

3
フェニルアラニン誘導体

S期特異的
(代謝拮抗薬)
1
エトポシド
トポイソメラーゼ阻害薬
2
フルオロウラシル5-FU
ピリミジン代謝拮抗薬で、核酸合成阻害
3
テガフール
5-FUのプロドラッグ
4
メルカプトプリン
プリン代謝拮抗薬
5
メトトレキサート
葉酸代謝拮抗薬。副作用で障害
分子標的薬
1
イマチニブ

2
ゲフィチニブ

3
トラスツズマブ

細胞分裂

  • G1期:前DNA合成間期 ※G0期:休止期
  • S期 :DNA合成期
  • G2期:前有糸分裂間期
  • M期 :有分裂期

抗腫瘍薬の毒性

  1. 血液毒性:ほぼ全ての薬剤で汎血球減少!!!
  2. 臨床毒性
    1. 胃腸:シスプラチン
    2. 肝臓:メトトレキサート
    3. 肺 :ブレオマイシン
    4. 心臓:アドリアマイシン
    5. 腎臓:シスプラチン
    6. 神経:ビンアルカロイド
    7. 皮膚:アドリアマイシン