乳歯の断髄、FC法と水酸化カルシウム法

乳歯の生活歯髄切断には以下がある。
  1. 水酸化カルシウム法デンチンブリッジ形成
  2. FC法肉芽組織形成→生活と言えるのか?
    1. 1回法
    2. 2回法
水酸化カルシウム法では内部吸収が認められ、早期脱落が多く、成功率は60%程度だった。
FC法では、歯髄のほとんどが肉芽組織になるため、内部吸収は起きず、早期脱落は少なく、成功率は70〜80%だった。
ただし、FC法は歯根未完成の乳歯には用いることは出来ない!!
1回法はFC綿球5分置いて、次にFC酸化亜鉛ユージノールを混ぜた薬剤を貼付し、その上から修復する。
2回法はFC綿球置いて、酸化亜鉛ユージノールで仮封して、4〜7日後に1回法と同様の薬剤を貼付する。でも、予後はあんま変わんないから、最近2回法はやらない。